顔の見える住宅施工

アーケンで家を建てて頂いたお客様に、プランに関することに加え、
もう一つ、いつも評価いただくことがあります。施工に関することです。

東川町 Y様

着工前に大工さんや左官やさん、基礎やさんなど、家づくりに関わる方々15人以上の方とお会いできる食事の場をアーケンさんが作ってくれました。後日現場に見に行くと、一度はお話をしたことのある職人さんたちばかりなので、仲良くお話ができましたし、仕様などの部分での相談も出来たんです。ダイニングに設置された飾り棚も、費用を抑えながらも手作りの素敵なアクセントで大変満足しています。現場見学が楽しくて、何度も見学させていただきましたが、職人さんたちが心を込めて家を建ててくれているという実感がありました。大工さんや職人さんを集めて食事会を開いてくれるというアーケンさんの心づかいを既に家を建てた友人たちに話したら、みんな驚いていました。

写真:Y様夫妻と代表

旭川市 S様

(ご主人)私は以前、断熱工事の職人だったので、これまで旭川圏のいろんなハウスメーカーの現場を実際にたくさん見て、住宅会社によって現場の施工レベルが違うということを知っています。施工がいい加減な住宅会社には、たとえ大手の住宅会社であっても頼みたくないと思っていました。そこで知り合いの職人さんに、良い住宅会社はないか聞くと、アーケンの名前がすぐに出てきました。
着工前に関わる大工さんと顔合わせの機会を作ってくれたので、大工さんとも親しい関係になれて、工事中に追加の要望を伝えても、快く応じてくれました。実際にきちんとした施工をしてくれましたし、住宅性能面でも大変満足しています。オープンハウスの際も、私たちとアーケンさんで、ピザを振る舞ったり、住宅完成後のお付き合いも含めて楽しい思いがいっぱいあります。

写真:S様

これはアーケンの特長の一つである「顔の見える家づくり」です。
私が2014年にアーケンという住宅会社を創業してまで実現したかったことの一つがこれです。

分業化・効率化が進む
住宅建設の現場

アーケンの代表取締役、藤原立人は15年間の大工経験がある元大工です。さまざまな住宅建設現場を経験してきましたが、大手ハウスメーカーの現場では、大工はお客様にお会いすることが一度もないまま、家を建てるということが珍しくありませんでした。現代は、地名度の高いハウスメーカーは住宅を受注し、下請け工務店が施工し、実際の工事は、現場監督の指示に従って、外注の大工、職人が分業で家を建てるケースが大半なのです。

効率化を求められる中で、
大工の思いも変化

そのことによって、家作りは、作業の効率化が進みましたが、大工や職人にとっては、この家は、どのようなお客様が何を望んで建てようとされているのか、全く知らないまま、知らず知らずのうちに、雇用主である住宅会社の指示に従い、住宅会社のために家を建てることを重視する、そんな意識の中での住宅施工になってきました。

お客様とのつながりがない
大工・職人は...

作業の効率化を求められる中で、大工が強く意識するのは、少しでも効率良く、早く現場を終わらせ、次の住宅建設現場に向かうことです。現代は、ハウスメーカーが住宅を受注し、下請けの工務店が施工し、現場では工事の種類に応じた分業制が敷かれるようになって、効率化は進んだかもしれませんが、いつしか、現場で家を建てている職人たちが、お客様の思いを知らずに家を建てる、そんな時代になってきました。

お客様に提案もしにくい

お客様が施工中の現場を見学にこられても、大工や職人は、お客様とは気付かなかったりします。積極的に、お客様に施工状況の説明をしたりする状況にならなかったり、逆にお客様から、「ここに棚を追加できますか?」といった何か具体的な要望を聞いてしまっても、下請けの大工だったりすると、その住宅会社を代表して、責任もって「できます」とも言えませんし、提案などもしにくい立場なので、難しい面もあるのです。その住宅会社とお客様との打合せ内容も知りませんし...。

顔の見える施工にチャレンジ

そもそも、大工・職人の多くは、もの作りが好きだったり、自分が作ったもので誰かが喜んでくれたら嬉しい、そんな思いを心の中に持っている人が多いんです。与えられた作業分担を機械的にこなすだけでは、なかなかその思いは満たされません。そこで私は、2014年にアーケンという住宅会社を起業し、「顔の見せる施工」にチャレンジしました。

お客様と、大工・職人が
心を通わせる場づくり

アーケンでは、家の着工前に、その家の設計と施工に関わる関係者とお施主様が交流できるお食事会を企画しています。大工・職人の側も、このお施主様のために家を作るのだと分かり、直接お施主様のマイホームに対する思いも聞かせていただくので、職人としてのプロ意識、責任感、そして期待に応えたいという思いがわき上がります。

するとプロとしての誇りを感じ、手抜きはできなくなります。家の竣功引き渡し後も快適に過ごしていただけるか、気になってきます。自分が建てた家への愛着、お施主様との絆が生まれます。工事現場の清掃やマナーなども、お客様が、入居後に快適に近隣関係を構築できるように、できるだけ丁寧に、という思いも生まれます。メンテナンスやリフォームなど、何十年に渡って、その家との関わりが生まれます。

良い家をお施主様のために心を込めて作る、という原点、初心を忘れないことが大事だと思っています。そしてお施主様にも家づくりを楽しんでいただけるように、その意味も込めて着工前の食事会を開催しています。

元大工・建築士・営業・
現場監督経験も活かして

写真:代表取締役 藤原立人

アーケンの代表取締役、藤原立人は、15年間の大工経験があります。現場ではどこに施工ミスが生じやすいか、手抜きが発生しやすいか身をもって知っています。また、2級建築士の資格を取得、大手ハウスメーカーで設計、営業、現場監督も経験しており、住宅性能や施工の精度を確保する意味で、職人の目線、設計者の目線、現場監督の目線でしっかり現場をコントロールできます。

アーケンはお客様が安心して、納得して施工を任せられる住宅会社を目指しています。